「渡くんの××が崩壊寸前」 4巻のラストが最高にゾクっときた
今さら積んでた4巻を最初から読み返して読んだんだけど、ラストが最高。
とにかく最高。
流血沙汰になるヤンデレはゴミという分かってるヤンデレ好きの方は買っとけ。
以下、簡単に漫画紹介。
- 作者: 鳴見なる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/05/06
- メディア: コミック
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試し読み:http://yanmaga.jp/contents/watarikunnoxxgahoukaisunzen/
渡くんの××が崩壊寸前は喧嘩別れした幼馴染に振り回されるラブコメ。
この漫画に出てくるヒロインは正常なようでどこか壊れていて、
ヤンデレ分類でいうと依存系が多め。
紗月*1は表面上壊れているように見えているけど正常な反応もしているが、
石原さん*2は逆に理性の塊に見えてどこか危ういところがある。
ブラコンの妹もテンプレブラコンと思わせておいてどんでん返しがあるので、
全体的にテンプレキャラによるラブコメのアンチテーゼといった印象。
2巻あたりから所々「ん?」と感じる危うさを秘めていた石原さんですが、
4巻のラストでついに理性が崩壊し始める。
このあたりの描写は本当に作者わかってるな以外の感想しか持てない。
ヤンデレって世間一般だと刃物振り回してるイメージ持たれるけど全然違う。
ヤンデレで大事なのは常識ある人が焦りとか欲望とかでだんだん壊れていく過程
であって、結末はそんなに大事じゃないんですよ。
ヤンデレCDとかそのあたり省いてるから分かってない感凄かった。
…全部買ったけど。
その点、渡くんは壊れていく過程をじっくりねっとり描いてるから最高ですわ。
ヤンデレ好きは絶対買おうね。