鬼の居ぬ間に睡眠

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隻狼(SEKIRO) トロコン感想

だいぶ前だけどトロコンしたので感想書く。
ブラッドボーン及びソウルシリーズを全てプレイ済み&トロコン済み。
超簡潔に書くと神ゲーなのでみんなやろう、以上!



概要

ソウルシリーズでお馴染みフロムソフトウェアの死にゲー。
発売当初は難しい難しい言われてAmazonなんかのレビューも荒れてたが、
やってく内にプレイヤーの成長を直に感じられるレベルデザインに感動すら覚える。
もっとも難易度自体は高めなのでARPG初心者には向かないが。欠点に供述。

良点

秀逸なレベルデザイン

隻狼の魅力はここにつまってると力説したい。
中ボス相手にすら何回もやられるくらいには難易度が高めだが、
ゲームシステムに慣れてきたり、挑戦回数を重ねていく内に、
隙を見つけたり弾きの精度が向上したりしていく。
すると、当初はなぶり殺しだったのに、すんなり攻略できたりする。
序盤は回復手段が乏しいためかなり苦戦するが、
明確な弱点が設定されていることが多い。弱点は盗み聞きで聞ける。
このあたりの攻略方法の提示に優しさを感じた。

剣戟の俺SUGEEEEEEEE感

人型のボス戦だと攻撃→弾かれる→反撃を弾く→攻撃の流れになりやすい。
プレイしていると体感できるんだけど、この時の快感がたまらない。
映画の殺陣シーンを実演してる感覚すらある。
弾きの判定がかなり緩いのも◎

魅力的なキャラクター

強く主張こそしないが端々の会話からキャラクターの魅力が溢れてくる。
主人公は冷淡そうで人情家の面を多々見せたり、
主人こと九郎様は芯の通ったキャラでありながら歳相応の反応を見せたり、
其処許さんは完全にヒロインだし、
お米は大事さんがクッソ可愛かったり。
エマとかいうエセヒロイン

欠点

中ボスの使い回しの多さ

中盤あたりから使い回しのボスが増えてきて若干中ボス戦に飽きてくる。
ただ、モーションがほぼ共通=過去の戦闘経験が活きるという点ではメリットか。

PS4版のFPS低下

PC版のプレイ動画を見ると分かるがPS4版はFPSが明らかに低い。
安定してるなら良いが一部のマップ(葦名城本城とか)は処理落ちが痛い。

ゴリ押しの効かなさ

最初の中ボスの時点でR1連打が通用しないことをわからされる。
ソウルシリーズはレベルアップや協力プレイという逃げ道が存在するが、
隻狼はソロゲーかつ成長方法≒ボスを撃破するなので、
プレイヤー自身が成長しなければいけない。
アクションゲームが苦手な人には厳しいゲームかもしれない。

各スキルの要求スキルポイントの高さ

序盤もかなりカツカツで困るシーンが多々発生するが、
トロコンやコンプリート目的だとより痛感する。
特に奥義系は要求スキルポイントに対しての性能が割にあってなかったり。
モーションが長いので派生前の方が使いやすいってパターンが多い…。

総評

ソウルシリーズ経験者なら間違いなく買い。
個人的にはどのソウルシリーズ、ブラボよりも難易度が低い方だと思った。
(※ソロプレイ派の感想としては)

巴とか仏師の過去とか掘り下げて欲しいポイントがいくつかあるので、
DLCに期待。それまでは再プレイするかダクソ3のDLCでも進めてようかな?