鬼の居ぬ間に睡眠

ゲームと漫画が生きがい

ゴッド・オブ・ウォー 感想(ネタバレあり)

熱が冷めない内に感想書き残す。
いつもはネタバレ避けてるけど今回はネタバレあります。


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評価点

映画をプレイしているような没入感

ムービーとプレイヤー操作の移り変わりが非常に自然。
美麗なグラフィックと相まって、映画を自分で動かしているような感覚に陥る。
OPやEDのスタッフロール中にプレイヤーを操作できるのも新鮮だった。*1
流れるように話が進むのも没入感をさらに高めていくれる。
辞め時に困るのが欠点か。

主人公(父親)とアトレウス(息子)との関係の変化

最初はネグレスト親父かよってぐらい息子との接し方がぞんざいだけど、
ストーリーを進めると主人公も息子との接し方に悩んでることがわかり、
また、さらに進行すると接し方もだんだん柔らかくなっていく。
息子のアトレウスも利発だったり、子供らしい生意気さを見せたりと人間らしい。
家族愛がテーマになっているんだなと強く感じた。

アトレウスが主人公になっていく演出

ED直前に判明するが、このゲームの主人公はアトレウスである。
これの伏線が、ちょっと前にあったラスボス戦。
今までのQTEは全てクレイトスの動きに対する操作だったが、
ラスボス戦の最後だけアトレウスを操作するようになっている。
プレイ中は「あ、そっち操作するんだ…」なんて軽く思ってたけど、
ああ、あれはアトレウスが主人公になったことの伏線だったんだなと気付かされた。
言葉で表現するのではなく、そういった演出で表現することが多いのがこのゲームの特徴で、それがこのゲームの醍醐味でもある。

問題点

ムービーと非ムービーで主人公の強さが乖離しすぎている

ムービーだと何十発ぶん殴られても凄い距離吹っ飛ばされても生きてるのに、
プレイヤー操作だと雑魚敵に数回斬りつけられただけで死ぬ。
ムービーとプレイヤー操作の変移が非常にスムーズなだけに、
そのギャップにはかなり違和感を覚えた。

移動の面倒さ

ワープ地点が限定的&ワープ地点からしかワープできないので移動がかったるい。
ストーリーを進行しないと入手できない要素がいたるところにあるので、
収集要素を埋めるためには前に行った地点を再探索しなくちゃいけない。
ワープはどこからでも出来るとかであればまだ良かったのに。


いやはや、いいゲームだった。まさに神ゲー
アースガルズとかの進行不可のままになっている世界はDLCで行けるようになるのかな?
トール戦やオーディン戦はDLCなのか、はたまた続編なのか。
どちらにせよ出たら買ってプレイするのは規定路線なので続報待ってるよ!


今はHorizon Zero Dawnやってます。
幼少期アーロイの声が犯罪レベルの可愛さなの反則でしょ。
トロコン作業に疲れを感じてきたのでこっちは普通にプレイする予定。

*1:洋ゲーだとそこまで珍しくもない演出のようだけど