鬼の居ぬ間に睡眠

ゲームと漫画が生きがい

魔女と百騎兵 Revival 感想

フリープレイでDLしたまま放置していたのをプレイしはじめ、
バッドエンド(という名の真エンド)をクリアしたので感想を書く。



良かった点

操作性の良さ

マップ確認や装備変更といった、頻繁に使う操作にはショートカットが設定されている。
頻繁に装備を入れ替えるゲームなので、装備変更がすぐに行えるのが特に便利。

戦術トーチカによる戦略性の向上

初期に手に入るトーチカは先に進めるためのマップ攻略用ばかりだが、
中盤あたりから戦闘用のトーチカが揃ってくる。
どのトーチカも役割がしっかりと決まっているため、使いこなせばかなり楽になる。

1本の武器だけ集中的に鍛え、その武器で補えない属性をトーチカで補うことも可能。
この戦法はエンドコンテンツである幻影の塔で特に役立つ。

次の目的地がわかりやすい

メニューやマップを開くことで現在の目的が見れたり、
ミニマップの!マークをひたすら追っていけば道に迷うこともあまりない。
トーリーを進めるにあたって躓きづらい有り難い仕様。


賛否両論だと感じた点

登場人物が人間の屑ばかり

主人公や平然と人を殺すし言葉も汚い。態度も酷い。
そのままストーリーを進めるとなんとどいつもこいつも屑ばかり。
ただ、話が進むにつれそのあたりの酷さが解消されていく。
ディスガイアのラハールもこんな感じだったなそういや…
いや流石にメタリカよりはマシか。


悪かった点

マップが広すぎる

このゲーム一番の問題だと感じた点。

序盤はともかく中盤から異様に広いマップが出てくる。
テッタラ大砂漠なんかは名前の通りの大砂漠っぷりを見せつけてくれる。
捕食やアイテムを使ってもギガカロリーが不足してくるので帰還が必要になるのだが、
帰還して再探索するたびに長いロード時間に耐えなければいけない。
ミニマップ埋めは苦痛の一言。
トロフィーコンプに興味が無ければ最低限の探索で済ませよう。

72系ウィクックという探索用のトーチカがあるが、
ダッシュができないので百騎兵より足が遅く、ギガカロリー節約用でしかない。
だだっ広いマップを作るなら、コイツの移動速度を3倍くらい速くしてほしかった。

戦闘が大味すぎる

装備を強化すればこちらの攻撃で一撃必殺かつ相手からはノーダメージになる反面、
章が進むだけで相手の攻撃で体力半分になったり、終盤だと即死したりする。
もうちょっとマイルドにできなかったのかと苦言を呈したくなるぐらいに極端。

門番的役割の敵である門衛のゴーランは打撃のみ有効でそれ以外は効かないが、
打撃武器が貧弱だと打撃すらダメージが通らず、泣く泣くマップリタイアしたことも。



総評

トロフィーを気にしないでプレイするかつ人を選ぶストーリーを許容できるなら、
戦闘バランスの大味っぷりを除けば問題なくプレイできるはず。

トロフィーコンプを狙う場合ストレスフルなゲームなので、地道に進めるのをオススメ。
マップ踏破だけで20時間くらいかけたんじゃないのかってくらいマップが広すぎる…。